笑顔になる〜人生晴れたり曇ったり!

2007年にがんサバイバーとなりました。笑顔である事の大切さ、難しさを実感。いきている事の素晴らしさと喜びを多くの人に伝えたい。そんな ブログです。

娘の優しさ。

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あの頃、中学受験真っ最中だった娘は、この春から社会人に。

 

結局娘の中学受験は、5戦3勝1敗1分け。…ん?1分けってなんだ(笑)

 

全ての受験が終わり、最後の発表日は

術前に受けた化学療法の退院の日だった。

病院から直接、発表の掲示を見に行った。残念ながら唯一の敗戦はこの学校。

 

夜には、どこに進学先を決めるか、家族会議。その会議の後、娘には病気である事を告げた。

詳しく癌であると全てを話すのは、手術が終わってからだったので

まだ1ヶ月先になるが。

今まで告知した日の事を話すこともなかったのだが、振り返って娘が教えてくれた。

 

癌だと聞いた夜、布団の中で泣いたんよ。

 

そうだったのか…。

手術のための2週間の入院が終わり退院したその夜、娘に告げた。

長い話を黙って聞いていた娘は

わかったよ、おやすみなさい。と言い自分の部屋へ。

穏やかな反応にホッとしたのだが、それは私を気遣った態度だったのだ。

10年も経って初めて知る娘の気持ち。

ごめんなさい、ありがとう。娘にも守ってもらったのですね、私。

 

 

その頃の私の心の中には

このまま人生を終わらせる訳にはいかない、という気持ちと

それでも、もしかしたら…、という気持ちが錯綜していた。

子どもたちは、しっかりと自立出来る子に育てなければならないと強く思って。

 

もしかしたら厳しく言うことも多々あっただろう。

なんで、我が家はゆる〜くないのか、と不満に感じていたかもしれない。

しかし文句も言わず、

いわゆる思春期の反抗もあったけど、それはそれは可愛いものだった。

 

中学の卒業式までは、高校卒業までは、成人式までは…と願って過ごして日々も。

それが、大学を卒業し社会人に。本当に感謝である。

晴れて社会人の彼女。独り立ちししっかりと生活してるらしい。

ほとんど連絡もないが職場にもなじんで頑張っているらしい。

嬉しいかぎりである。が…。

 

…それはそれでさみしい気持ちもあるのだが(笑)

私に心配をかけまいと思っている娘の優しさかな、と勝手に解釈する母なのである。